散歩の途中にふらっと立ち寄った本屋で見かけた
日常の中での気付きや人生に思う感慨を
生命のしくみに擬えて思索するエッセイ集

真剣に生きようと思うほど社会と向き合うこと
ばかりに囚われがちで、自分はそもそも何が目的で
どう生きたかったんだろう…みたいなことを
ぐるぐる考えていた頃にこの本と出会い
いち生物として人間生を俯瞰する視点を与えて
くれたことですごく気が楽になった

人生訓的なものからこじつけめいたシュールな
論説まで振り幅も広く読みやすい